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PCゲームを始めようと思ってる方へ

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最近e-Sportsなんかが話題になった事でPCゲームに興味を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

もうかれこれ20年近く自作PCと付き合ってきた自分としましては

 

PCゲームやるなら断然自作PC

 

と言わせていただきます。

理由はいろいろあるのですが大きく3つ

 

1・余計なものをそぎ落としたシンプル構成が構築できる

2・安物の入出力装置はギルティ

3・自分好みのパーツを選ぶ楽しみはプライスレス

 

これらが挙げられます。

まず理由1から説明させていただくとパソコン(PC)ってのはWindowsLinuxMacOSと言ったオペレーティングシステム(OS)の上で色々なソフト・アプリを動かして利用します。

自分で起動をさせたワケでもないソフトもPC起動と同時に動き出します。

昔ほど顕著ではなくなりましたがゲームをやる上でそれらの自動起動してくるソフト類は邪魔以外の何物でもありません。

ソフトを数多く動かせば動かした分だけPCの性能を圧迫するからです。

中にはゲーム起動時だけゲーム以外のソフトを止めると言ったソフトもあります。

 

 

・・・気付かれましたでしょうか?

ソフトを止めるためにソフトを起動する・・・本末転倒ですねえ。

しかも自動起動してくるソフトってのは止めても勝手に再起動してくるのもあります。

家電製品等でもそうですがスイッチON(起動)直後が一番パワーを食います。

するとゲームのパフォーマンスにも悪影響が出るのは必至です。

なので最初から何も入ってない状態を構築できる自作PCがオススメなのです。

ただしこれは逆に言うと「必要なものも何も入ってない」状態です。

ですのでセキュリティ対策等のソフトは自分で揃える必要があります。

 

 

   

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理由2ですがメーカー製PCの初期マウス&キーボード、液晶モニタは基本安物です。

マウスは流石にボールマウスは絶滅しましたがただ動くだけの赤外線マウス。

キーボードは安物代表のメンブレンスイッチ。

モニタもサイズが選べない事が多い上にTNパネル採用の75hz品。

多分一式そろえても2万円しないんじゃないでしょうか。

断言させていただきますが

 

入出力をケチるとパソコンからだんだん離れていきます!

 

一世を風靡したiMacのようにお部屋のオブジェと化すのも時間の問題です。

まず安いマウスはとにかく人が使う事を考慮されていない場合が多いです。

デザインばかりオシャレな奴は特に。

持ちにくかったり反応が悪かったりで無駄に疲れます。

その点ゲーミンググレードのマウスは人間工学に基づいて設計されている物が多く、長時間使用しても疲れにくいです。

また使用されるセンサーやクリックスイッチも高品質な物が使われるので壊れにくく、操作性も良くなります。

 

次にメンブレンキーボードも最近のはだいぶマシですがヘタるのが早いです。

そして多くの付属キーボードには致命的な弱点として

 

キー同時押しに対応していない

 

これはPCゲーム、特に有名なフォートナイトやBattleField(BF)なんかのプレイには絶望的です。

PCゲームと言えばファーストパーソンシューティング(FPS、一人称視点)やサードパーソンシューティング(TPS、三人称視点)と言われるゲームが挙げられます。

前述のフォートナイトはTPS、BFはFPSになります。

これらのゲームはWASDキーで移動、マウスで照準と言ったプレイになります。

移動もただの歩行からダッシュする際にはWASD+ダッシュキーとなるので同時にキー入力が必要になります。

安いキーボードはこれができないんですね。

あと反応も悪いので普通に入力ミスも増えます。

ゲーミングキーボードは同じメンブレンでも弱点を改善したものもあったり多くの製品で採用されているメカニカルスイッチは耐久性も操作性も抜群です。

ただマウスもキーボードもゲーミンググレードだからと言って手放しで良いものだとは言えなくて自分の手に合った物を選ぶのが最重要になってきます。

ですので入力装置は面倒でも実店舗に出向いて一度触る事を強くオススメします。

 

そして当たり前ですが液晶モニタも重要。

まずパネルの種別ですがTN方式パネルを採用した商品は利点もありますが難点もハッキリしています。

利点としては表示遅延が少ないのと安い事。

難点はちょっと角度が付いただけで変色する+目が疲れやすい。

では他にどんな液晶があるの?ってなりますがこれはIPS方式とVA方式があります。

乱暴に言うとIPSは高いし遅延も大きめだけど変色の心配はほぼ無いし、目も疲れにくい。

VAはIPSほど高くはないし黒色の表現力は一番優秀、ただし遅延は大きい。

ゲーミンググレードの液晶モニタには加えて高リフレッシュレートや遅延低減機能(オーバードライブ、OD等)を謳ってるものが多くなります。

ODを搭載した製品ならIPSだろうとVAだろうと遅延はほぼ気にならなくなります。

尤もODも万能では無いので欠点もあるんですがそれはまたの機会に・・・。

 

理由3ですがこれは自作PCに限らず例えばクルマやバイク、自転車。

自分の好みのパーツを見付けて取り付けて性能アップすれば嬉しくありません?

そんなパーツをただカタログ眺めてるだけでも楽しくありません?

ファッションのようにオシャレなPCケースを選ぶ楽しみなんかもあります。

 

今後もちょいちょいと自作PC関連のパーツレビューやTipsを追加していきたいと思います。

これらの記事がこれから自作道?に進む方への一助になればと思います。