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今更レビュー「ロジクール G613 ワイヤレス メカニカル ゲーミング キーボード」

以前の記事で「PCは入出力をケチるとダメです。」って言いました。

って事で今現在使用してるちょっと良いキーボード

 

ロジクール G613

 

を紹介したいと思います。

 

とは言えこのG613、発売から2年とかなり経ってます。

が、このキーボードには唯一無二の長所があります。

それは

 

独自無線規格「LIGHTSPEEDにより混線しない

 

これです。

世に無線キーボードは数ありますがロジクール製品以外ほぼBluetooth接続です。

Bluetoothであればレシーバーを搭載したデバイスであればほぼなんでも使えるという利点があります。

実はこのG613ですが

 

Bluetoothでも使えます

 

んじゃBluetoothじゃないの?って思われそうですが専用のUSBドングルを使うとLIGHTSPEEDで通信します。

それにBluetoothだと相性によっては遅延やチャタリングが発生したりします。

それも結構な頻度で発生するので個人的には使い物になりません。

その点LIGHTSPEEDは遅延など皆無、通信の安定性も抜群です。

なのでG613を使用するなら断然PC+LIGHTSPEEDでの使用をオススメします。

次にオススメのポイントとしては

 

独自スイッチ 「Romer-G」

 

が素晴らしいという事。

タッチの感触も重すぎず軽すぎず、ダカダカ打ち続けても疲れにくいです。

また、これまでいくつかメカニカルキースイッチのキーボードを使ってきましたがかなり煩いというのが難点でした。

直前に使ってたHORIのEDGE 201は構造上仕方ないとは言え夜中にカタカタやるには憚られるぐらい音が響きました。

その点Romer-Gはかなり静かです。

そりゃまあメンブレンパンタグラフのタイプよりは煩いですけどね。

昔からロジクールのキーボードはハズレを引いた覚えが無いのでG613も期待しつつ購入したんですが期待通りでした・・・

 

が!

購入して約1年、不満が出てきました。

これはロジクール製品全体に持ってた不満でもあるんですが

 

ドライバがクソ

 

ドライバっつうより制御ソフト?

色々こまごまと設定を変えられるのかと思いきゃ案外何もいじれない。

とにかく役に立たないのにOSに悪影響が出ちゃうというね。

同じOSに悪影響出てもとりあえず使えるRazerのSynapseとは大違いです。

しかも

f:id:BigheadRR:20190918003521j:plain

これが公式DLページの更新履歴等の注意書きなんですが目を疑う記述が

f:id:BigheadRR:20190918003532j:plain

マヂかよ。

イマドキ64bitじゃないとかねえ・・・ってRazer Synapseも32bitでしたね。

互換性を考えたら仕方ないんでしょうけどもう10年ぐらい前にMSが見限ってんだけどなあ、32bit。

 

続いての不満点は

 

マクロキー?の配置がクソ

 

左端にG1~6ってキーが6つ並んでるんですけどね。

これがEscや全角キーと間違って押しちゃうんですよ。

んで、制御ソフトで無効にはするんですが何かの拍子に復活してたりするんですね。

まぁ、もう慣れたのでほとんど誤爆も無くなりましたけど。

 

そして最後の不満点が

 

キートップの仕様が独自でクソ

 

何が問題なのかと言うとキートップが摩耗した時に交換できないんです。

他の一般的なメカニカルキーボードはCherry軸って奴が採用されています。

真ん中に十字の穴があってそこにハメる。

ところがRomer-Gはスイッチ周辺に4つの穴があってそこにハマる。

当然互換性なんか無いです。

しかも最悪なのはロジクールが補修部品として取り扱って無いという事。

まだ問い合わせもしてないので実際どうなのかわかりませんが恐らくは

 

欲しけりゃ新しいの買え

 

って言われそう。

キートップ一つで本体買えとか冗談は言わないで欲しいなあ。

で、なんでキートップでグダグダ言ってんのかと言うとSキーの印字が消えちゃったんですよね。

ついでにDキーも消え始めてます。

仕方ないのでリューターで彫って塗料流し込んで復旧

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なんか拡大写真だと埃やゴミが気になるなあ・・・。

もうちょい綺麗にしてやりたかったんですがとりあえず使用に耐えられればいいかなと。

あとCherry軸だと着せ替えして遊べるってのが正直羨ましいです。

 

なんか凄いディスってるレビューになっちゃってますが買い換えたいのかと言うと

 

んなこたぁない

 

ってのが結論です。

有線タイプには無い利点として

 

無線だから片付けが楽

 

これが果てしなくデカい。

部屋が狭いのでPCデスクの上で色々書類やっつけたりとかするのですがキーボードが鎮座してると何もできません。

ところが無線タイプならキーボードをどっかに置いてしまえばスペース確保が一瞬で可能。

いつもゲームばっかしてるワケでもないのでやはり普段使いで便利な方が気になっちゃうんですよねえ。

そしてG613でないとダメというポイントとして

 

キー同時押し(Nキーロールオーバー)に対応

 

これも大きすぎます。

無線で大々的にNキーロールオーバーであると謳っております。

ちなみにBluetooth接続でNキーロールオーバーを謳ったものはありません。

後、無線メカニカル・フルサイズ製品としては

 

比較的安い

 

というのもいいですね。

じゃあ次もコレ買うか?と言われると正直考えてしまいます(苦笑)

SteelSeriesやRazerあたりが出してくれりゃそっち行くんだけどなあ・・・。

かと言って2年もコレを超えるモノが出てない事を考えると難しいんでしょうかねえ。

 

あ、無線と聞いて気になる方も多いと思いますが電池の持ちは凄く良いと思います。

ほぼ毎日使いでも最初に付いてたマンガン電池で1年近く動いてたんで。